借金解決図鑑

インフレになると借金が減るって本当?返済が楽になるのはなぜ?

借金をしている人の中には、「インフレになると借金が減る」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。

インフレになっても借金の数字が減るわけではありませんが、お金の価値が変わるため、実質的には借金が減ったのと同じような感じになります。

インフレになると借金が減るしくみとは?

例えば、あなたに100万円の借金があって、月収が25万円だったとします。

この状態だと、借金は給料の4カ月分だということになります。

もし、ここでインフレになって、毎月の給料が50万円になったとします。

すると、借金は給料の2カ月分にまで減ったことになります。

インフレとはお金の価値が下がることなので、給料として額面でもらえる金額は大きくなるでしょう。

逆に、借金の金額は数字自体が変わるわけではないため、借金額に対して返済できる金額が増えるという流れから、借金が減ったのと同じような感覚になるわけです。

インフレになると借金だけでなく資産も減る

ここで気を付けたいのが、インフレになると借金だけでなく資産も減ってしまうということです。

例えば、あなたに100万円の預金という資産があるとします。

上述のように月収25万円だったとすると、あなたの資産には給料4カ月分の価値があります。

しかし、インフレが起きて月収50万円になったとすると、あなたの資産は給料2カ月分の価値しかないということになります。

このように、お金の状態で持っている資産については、インフレが起きると価値が下がっていくので注意が必要です。

一方、土地や建物などの不動産、金などの貴金属といったモノとして持っておける資産の場合は、インフレになっても価値が下がることはないという点は覚えておくとよいでしょう。

まとめ

インフレになっても、借金額自体が減るわけではありません。

しかし、インフレが起きるともらえる給料の額面としての数字は大きくなるため、借金の返済は楽になりますので、借金が減ったのと同じような感覚になります。

ただし、インフレとはお金の価値が下がることを意味しているため、資産として持っている預金などのお金は価値が下がってしまいます。

逆に、不動産や貴金属などモノとしての資産であれば、インフレになっても価値が下がることはありません。