借金解決図鑑

任意整理から個人再生への切り替えはできる!

任意整理をしたものの、「やっぱり元本の返済が苦しい」となって個人再生へ切り替える人は少なからずいます。
任意整理では借金の利息はカットしてもらえますが、元本は全額返済しなければなりません。
一方、個人再生では元本自体を大幅に減額してもらえるため、返済の負担はさらに軽くなります。
ここでは、任意整理をした人が個人再生に切り替えるための条件を説明したうえで、任意整理から個人再生に切り替えるメリットやデメリットを紹介していきます。

任意整理から個人再生に切り替える条件

既に任意整理をした人であっても、以下の条件を満たしていれば個人再生に切り替えることが可能です。
まず、借金額が5000万円以下であること。借金額が5000万円を上回る場合、個人再生はできませんので、自己破産を選ぶ必要があります。
次に、十分な収入が継続的に得られる見込みがあること。個人再生では、借金の返済計画である「再生計画」に沿って返済をきちんと進めていく必要があります。
正社員として働けている人はもちろん、パートやアルバイト、フリーランスの人であっても、将来にわたって継続的に十分な収入が得られる見込みがあれば、個人再生を行うことは可能です。

任意整理から個人再生に切り替えるメリット

任意整理では、借金の利息はカットしてもらえますが、元本は全額返済していかなければなりません。
しかし、個人再生では元本自体を5分の1程度に減額してもらえます。
500万円の借金があっても100万円を返済すれば完済となるので、任意整理のときよりも返済の負担はかなり軽くなります。
★任意整理から個人再生に切り替えるデメリット 借金に保証人が付いている場合、任意整理では保証人付きの借金を対象から外すことができますが、個人再生ではすべての借金を整理しなければならないため、保証人に迷惑がかかることになります。
また、個人再生では任意整理と別に弁護士費用・司法書士費用や裁判所の費用がかかるので、切り替えるとなると金銭的な負担が増えてしまいます。

まとめ

任意整理から個人再生に切り替えることができるのは、借金額が5000万円以下で、将来にわたって継続的に十分な収入が見込める人です。
任意整理では元本を全額返済しなければなりませんが、個人再生では元本を5分の1程度に減額してもらうことができます。
ただし、任意整理から個人再生に切り替えた場合、保証人付きの借金がある人は保証人に迷惑がかかりますし、任意整理と別に個人再生の費用を支払わなければならないため、金銭的な負担もかかります。